Broccoli  ブロッコリー

 

ブロッコリーはカリフラワーとともに「はなやさい」と総称されます。イタリアが原産の野菜で、カリフラワーとともにキャベツを改良して作られた野菜です。
キャベツは花を咲かせずに葉が巻いていくように改良され、ブロッコリーは葉の部分よりも蕾を増やす方法で改良された野菜です。
本家のヨーロッパでも一般に広まったのは、第二次大戦後のことで、日本の家庭に普及したのは更に最近です。

 

ブロッコリーは栄養的に大変すぐれた野菜です。生のブロッコリーのビタミンCはレモンの2倍も含まれます。他にも、カロチン(ビタミンA)、ビタミンB₁、B₂、カリウム、リンなども豊富に含んでいて、栄養満点の野菜です。

 

 

また、カリウムなどのミネラル分も豊富ですが、ビタミンCの含有量は抜群で、キャベツの約3~5

ブロッコリー

倍です。ベータカロチンを含む緑黄色野菜にも分類されています。

 

花蕾の部分を好まれて食べられていますが、茎や葉にも栄養があり美味しく食べられます。

 

ブロッコリーの注目成分

 

ブロッコリーの注目成分には、ビタミンA、ビタミンB₂、ビタミンC、葉酸、ビタミンK、カリウム、ビタミンU、インドール化合物、スルゴラファン、フラボノイドがあります。

 

ビタミンAは、粘膜の抵抗力を高めるので、風邪などの細菌感染を予防してくれる働きがあります。緑黄色野菜として豊富なビタミンAを誇るブロッコリーは、風邪の予防にはうってつけの野菜です。冬場の緑野菜が少ない時期に、にんにくと炒めたり、シチューの具にしたりして食べると、ビタミンAとビタミンCの補給になり、風邪を予防してくれます。

 

また、レモンの2倍という豊富なビタミンCを含み、皮膚のシミやソバカスなどの色素沈着防止が期待できます。皮膚や粘膜の保護に役立つビタミンAとビタミンCの両方を同時に摂取できるブロッコリーは、美肌作りに一石二鳥の野菜です。常食すれば美肌をよみがえられてくれるでしょう。

 

サラダにしてドレッシングをかければ、植物油と一緒に摂取でき、老化防止にも効果を発揮します。

 

更に注目していただきたいのが、ブロッコリーの抗がん作用です。
一つは、活性酸素の害から身を守る高酸化物質によるものと、もうひとつは、がんを引き起こす原因となる突然変異を抑えるMMTSによるものです。
※MMTS=メチルメタンチオスルホネート
MMTSの突然変異を抑制する力は大変強力で、しかも変異した細胞を正常なもとの細胞に戻す作用も持っています。

 

人の体が活性酸素の害を排除して突然変異を抑制するには2つの方法があります。
・外的である活性酸素が細胞を傷つけようとしたとき、その活性酸素そのものを排除し、無毒化する。
・たとえ、いったん細胞が突然変異を起こしたとしても、壊れた細胞を修復して元通りにする。
この2つです。

 

突然変異は、がんの引き金となるので、MMTAのこれらの働きはがん予防に効果的です。
細胞の突然変異を抑制する力を持つ食品は多いものの、そのほとんどは、前記の前者の働きしかせず、後者の細胞を元通りにする働きを持つ食品はほとんどありません。ブロッコリーはこれら2つの面から突然変異を防ぎ、がん予防する貴重な野菜です。

 

ただ、この貴重なMMTSは、ブロッコリーを細かく刻んだり、水と一緒にすりつぶすことで始めてできる物資なのです。よって、ブロッコリーを小房に分けたものを単に茹でて食べるだけでは、MMTSの力を100%発揮させることはできません。効果を期待するなら、ジュースにすることです。ミキサーにかけるだけで簡単に作れますし、1日1杯で野菜不足の解消にも役立ちます。注意点は、ジュースにしたらすぐ飲むということです。時間が経つと成分が変化する可能性があります。

 

その他には、ブロッコリーはキャベツの類縁だけあって、抗がん性の含硫化合物が豊富で、特に発がん物質の作用を抑える効果が高いフルホラファンが多く含まれています。

 

健康維持、健康増進のために、有効利用したい野菜の一つですね。

 

スポンサードリンク

ブロッコリー関連ページ

にんじん
貧血気味の人には効果の高い野菜となります。
玉ねぎ
高血圧、糖尿病、脳血栓、脳梗塞などの生活習慣病(成人病)の予防に効果的です。
じゃがいも
じゃがいもは芋類の中でとても優れた食べ物といえます。
れんこん
地下茎の変更したもので、根ではありません。
大根
ご飯など炭水化物を食べ過ぎた時、大根おろしを食べると胃が楽になります。
トマト
トマトジュースに加工されると、16倍もリコピンの吸収率が高くなります。
かぼちゃ
緑黄色野菜には計り知れない効能効果が秘められています。
ピーマン
大きめのピーマンならレモン1個分に相当するビタミンCが含まれています。
ほうれん草 小松菜
がんの予防とか肌の老化を防ぐ美容効果が期待できます。
ごぼう
ごぼう茶を飲めば体を芯から温め、むくみもとってくれるのです。
きのこ
常食することで神経を鎮静させることができ、精神が安定します。
にら/にんにく
ビタミンB群を豊富に持つ食材と一緒に摂ることでより疲労回復効果を発揮します。
キャベツ
キャベツには、100g中44mgと非常に豊富なビタミンCが含まれています。
なす/白菜
野菜に含まれる栄養成分の効果について解説しています。